夏に向けてカップデザート

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梅雨の最中、皆さまいかがお過ごしですか?
昨日は大雨で今日は曇り、時々晴れ間が戻ったり。お天気に翻弄される季節ではありますが、少しの雨はお庭の緑を美しくみせてくれます。
まだ湿度が高いと感じることがなく、肌寒い日もありますね。
お家生活が続く中、日々せっせとお菓子作りに励んでおり、インスタグラムのほうに、ちょこちょこアップしております。

さてスイーツのある生活、昨日は夏に向けてカップデザートをインスタにアップいたしました。
「mousse au pamplemousse~グレープフルーツのムース」。
「pamplemousse」はフランス語で「グレープフルーツの実」という意味です。
このお菓子、過去のレッスンでよく登場しています。
下がグレープフルーツのムースで上はワインゼリーという組み合わせになっています。
グレープフルーツのムースは今が旬の生のグレープフルーツを絞ってもいいのですが、果汁100%のパックのジュースでOKです。
ワインゼリーの中に入れるフルーツはお好みでよいですが、彩りを考えてイチゴ、黄桃の缶詰、キュウイを入れています。
ムースはゼラチンで固めていますが、ゼリーはキュウイを入れたかったのでアガーで固めました。
キュウイのようにタンパク質分解酵素を含むものはゼラチン(たんぱく質)を溶かすのでゼラチンは使えないのですよね。
どんなふうになるのか見たくて試したことがあるのですが、結果、作った時は固まりますが時間が経つとキュウイの所からゼリーが溶けてきていました。
他にもパイナップルやマンゴ、パパイヤ、イチジクなども同じくタンパク質分解酵素を含んでいますが、缶詰のように加熱処理されていればゼラチンでも大丈夫です。

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写真には3パターンのせています。
左の2つはデザートカップ、右はガラスのコップです。
レッスンで作る時はお持ち帰り頂くのでデザートカップで作り、ご試食用にはガラスの器に入れてお出ししています。
最近ではデザートカップの種類が多くあり、柄や形、容量もお菓子に合わせて選びやすいですね。
ガラスの容器は大体がコップを使っているのですが、ちょうどよい大きさのものが意外に見つからない。もともと飲み物用なので、ムースデザートを入れるのには容量が大きいものが多く、小ぶりのものがあれば買いそろえるようにしています。

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